福山市でエアコンの隠蔽配管トラブルを解決|壁を壊さない交換工事の事例
2026年04月07日更新

「壁を壊さないと無理」と断られたエアコン交換、福山市のマンション現場での逆転劇
現場監督さんが真っ青な顔で駆け寄ってきた日
あれは福山市内の、ある古いマンションのリノベーション現場でのことでした。内装工事がほぼ終わって、あとはエアコンを取り付けるだけ。そんな一番ホッとするはずのタイミングで、とんでもないトラブルが発覚したんです。
もともと壁の中に埋め込まれていた配管、いわゆる「隠蔽配管」が経年劣化でボロボロになっていて、ガス漏れを起こしていることが分かりました。監督さんがいつも頼んでいる業者さんに相談したところ、「これはもう壁を壊して配管をやり直すしかない。今のままじゃ絶対無理だ」とサジを投げられてしまったそうです。
せっかく綺麗に仕上げた壁を壊すなんて、予算も工期もめちゃくちゃになりますよね。監督さんが現場で頭を抱えていたとき、たまたま近くで別の作業をしていた私の車を見つけて、「大信電気さん、ちょっと助けてくれ!」と必死な顔で駆け寄ってこられました。それが今回の物語の始まりです。
「壁を壊さない」ための精密診断と職人のこだわり

現場を見せてもらうと、確かに厳しい状況でした。でも、安易に「壁を壊しましょう」と言うのは、プロとして少し悔しいじゃないですか。リノベーションで新しくなったお部屋の雰囲気を壊さずに、なんとか新しいエアコンを動かせる方法はないか。そこから僕の挑戦が始まりました。
まず行ったのは、既存の配管が本当に再利用できないのかを見極める「精密診断」です。配管の中に残っている古いオイルや不純物は、最新のエアコンにとっては毒のようなもの。例えば、これを取り除かずに無理やり繋ぐと、数ヶ月で新品のエアコンが壊れてしまいます。
今回は、徹底的な「配管洗浄」と「窒素ブロー」を実施しました。管の中に特殊な洗浄液を流し込み、高圧の窒素で一気に汚れを吹き飛ばす。これを何度も繰り返すことで、配管の中を新品同様のクリーンな状態に戻しました。その上で、美観を損なわないルートを再設計し、ミリ単位で接続を調整していきました。
その場しのぎの工事が招く、恐ろしい「二次被害」
ここで、少しだけ厳しい話をさせてください。エアコン工事、特に隠蔽配管のトラブルを甘く見ている業者も中にはいます。でも、適切な処置をせずに「とりあえず動けばいい」と適当な工事をすると、後で取り返しのつかないことになります。
一番怖いのは、壁の中でのガス漏れによる「コンプレッサーの焼き付き」や、湿気を含んだ配管の腐食から起こる電気的なショートです。目に見えない場所でじわじわと不具合が進み、ある日突然、煙が出たり火災に繋がったりする。これは決して脅しではなく、現場で実際に起こりうることなんです。
特にマンションの場合は、自分の家だけでなくお隣さんにまで迷惑をかけてしまうリスクもあります。「安いから」「早く終わるから」という理由だけで選んだ工事が、家族の安全を脅かすことになっては本末転倒です。だからこそ、僕たち電気工事士は、見えない部分の「安心」を売らなきゃいけないと思っています。
「救世主」と呼ばれて、また一つ成長できた現場
無事に試運転が終わり、冷たい風が吹き出してきたときの監督さんの安堵した顔は、今でも忘れられません。「大信電気さんはまさに救世主だ。内装をやり直さずに済んで本当に助かった」と言っていただけたときは、職人冥利に尽きる思いでした。
この一件以来、その監督さんとは信頼関係ができ、今では定期的にお仕事をいただく良い関係が続いています。福山市で「エアコン交換を断られた」「隠蔽配管で悩んでいる」という方がいたら、諦める前に一度、僕たちに声をかけてみてください。
ただ機械を付けるだけじゃない。その先の暮らしが笑顔になるような、そんな仕事をこれからも続けていきたいと思っています。
今回の作業目安
- 作業員:1名
- 作業時間:約4時間(配管洗浄・窒素ブローおよび再ルート設計含む)
※現場の状況によって時間は前後しますが、丁寧な診断と確実な施工を最優先させていただきます。
<この記事の執筆者>
株式会社大信電気:瀬尾 正
<保有資格>
・広島県知事許可 第025911号
<専門分野>
家庭用・業務用電気工事全般、
エアコン工事、分電盤工事、
漏電調査・修理
など
<対応工事>
電気工事・エアコン工事・業務用エアコン
分電盤交換・漏電調査・LED変更・アンテナ工事
コンセント増設・スイッチ交換・電気修理など














